座禅

自灯明 (じとうみょう)

会社へ入って以来、一緒に仕事をし、様々な事を教え、指導してくれた先輩。時には自分のミスを全力でフォローしてくれて。そんな先輩とも3年目になる今年度からは、別々に業務に当たることになった。最近は、顧客の対応や、新規の受注も一人でそつなくこなしていたから、きっともう一人でも大丈夫。一人前の会社の戦力としてやっていける。・・と思っていた。しかし、調子にのっている時こそミスはある。新規の顧客への大口注文にこちらのミスで納期に間に合わないという大失態。とにかく誤って、誤って、誤って。何とかお客様には、納期をずらして貰えたが、会社への損失は・・・。とんだ失敗をしてしまったな。今までは、結局のところ先輩に最終的なフォローをして貰えてたことに頼り切っていたのかな。しかし、そんな頼れる先輩はもういない。自分でどうにか乗り越えていかなければ。

自分自身の持つ力に気づきなさい

『自灯明』は「じとうみょう」と読みます。
他に頼れるものが無い時こそ、自分自身にフォーカスし、自分自身が進む先の闇を照らす灯明なのだと気づきましょう。どんな苦難でも、まずは自分が自ら進むという決意し、意一歩ずつでも進む。地道でも意外と乗り越えられるだけの力は持っているものです。またそうすることで、周囲も力を貸してくれることもあるでしょう。目の前の問題は、他人事ではなく、自分事にすることで良い方向に進んで行くことが殆どです。失敗でも必要以上にネガティブにならず、自らの糧にしていきましょう。自らの行く先は、自らで照らすのです。


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